【大野町】マスターによる手網焙煎の技が光る!コーヒー好きの心を掴む自家焙煎の店
根尾川沿いの河川敷を北へ進んでいると住宅街が……。その奥の一角、黒いお洒落な建物が今回ご紹介する『珈琲焙煎 岳coffee』です。
2023年2月19日に取材にお邪魔しました。当日は雨が降っていましたが、コーヒーの良い香りが外まで漂ってきていましたよ。
店をオープンして7年ほどたつそうで、オチャメなマスターと笑顔の素敵な奥さんが二人三脚で営業しています。
店を入ってすぐのところに選び抜かれた生豆が置かれていました。その中から好きな豆を選んで注文すると、マスターがその豆を焙煎する作業に入ります。
生豆の袋にはどんな豆なのか説明が書いてあります。相談しながら決めるといいかも……。
こちらが一連の流れになります。焙煎時間は20分程度。待っている間にコーヒーを1杯サービスしてもらえました。
サービスのコーヒーはこちらの中から豆を選びます。注文した豆と違ってもOKなので新しい出会いも期待できて、胸が高鳴りますよね。
コーヒーを飲みながら、マスターの手網焙煎の見学をさせてもらえます。パチパチと音がしてくると、ローストされたコーヒー豆の芳醇な香りが店内に充満してきました。とても贅沢な瞬間に立ち会えますよ。
焙煎が終わるとすぐに冷やしていました。豆の色が本当にきれいで感動ものです。「俺の豆が一番うまいんだって」とマスターの口癖をこっそり教えてくれる奥さんのかわいい笑顔も印象的でした。
今回は「インドネシア マンデリン ビンタンリマ」(200グラム1,400円)をチョイスしました。
甘味と酸味の後にちゃんと苦味も感じるバランスのいいコーヒー。深煎り目なのに後味がスッキリしているのも魅力的です。手網焙煎の豆は初めてだったのですが、職人技の独特のロースト具合が癖になる味わいでした。
店内は落ち着いた雰囲気。焙煎の待ち時間に奥さんとおしゃべりをしていると、20分があっという間に感じますよ。ちなみに店はコーヒーのみを取り扱っているので、モーニングなどはやっていないのであしからず。
大人の隠れ家的な店なので、ちょっとコーヒーにこだわってみたい方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
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