【大垣市】インタビュー/音楽で岐阜県を盛り上げたい!ママDJの挑戦に迫る
大垣市を中心に活動する「DJ A-KO(アーコ)」さん。2児の母である彼女は、音楽の力で西濃地域をはじめ岐阜県を盛り上げたいという思いのもと活動しています。今回は、そんなスタイリッシュでカッコいいママDJに話を伺いました。(取材日:2025年3月5日)
──A-KOさんはDJとして、普段、どのような場所でパフォーマンスをしているのでしょうか?
DJ A-KO(※以下、A-KO):主に大垣市のイベント会場で、DJとして参加しています。代表的なものですと、2024年春の「かわまちテラス」や2024年秋に大垣市民プールで開催された「水都大垣ロマンスTHEレストラン」などでパフォーマンスをさせていただきました。
──実はDJ以外の顔もあると伺ったのですが……。
A-KO:うふふ。実は普段は准看護師として週3~4回ほどパート勤務しているんです。主に手術室で器械出しをしています。この話をするとビックリされるんです。
──どんな経緯でDJになろうと思ったのですか?
A-KO:大垣市内の高校を卒業後、医療事務の資格取得を目指しながら医療関係で働きだしたんです。その時に働く看護師さんの姿を見て「私も何か出来ないかしら」と思ったのが看護の世界に入ったきっかけです。その後、「さらに深く仕事に関わりたい」と思って准看護師の学校へ入学しました。その傍ら、趣味として始めたのがDJだったんです。

※ソフトピアジャパンで行われたイベントの様子
──趣味がスタートだったのですか?
A-KO:はい。スタート時点ではDJで食べて行こうと思っていませんでした。でも、尊敬する師匠に出会い、音を操るパフォーマンスに魅了されたんです。DJの世界ってやってみると奥が深いんですよ。どんどんのめり込んでいきました。
──A-KOさんは2児のママですが、続けるにあたって苦労などはありましたか?
A-KO:結婚して子どもが産まれた時「DJとして活動していくのは無理かなぁ」と思いました。家族ができて、時間の使い方が変わったからです。それだけでなく新型コロナウイルス感染症拡大の時期ともかぶり、イベント自体も自粛ムードでした。活動の場がなくなって喪失感のようなものもあったのですが、そんな私を見て、母と夫が「DJやったらいいじゃん!」と後押ししてくれたんです。そこからは、いろんなことへの向き合い方が変わりました。家族にとても感謝しています。
──今後のビジョンなどはありますか?
A-KO:イベントに参加して、まずはDJってこんなことができるよ、ということを知ってもらいたいと思っています。また、大垣市をはじめ、西濃地域にはDJ人口が少ないと感じています。イベントなどでは体験教室を開催していますので、音を操る楽しさを知ってもらえるようにしていきたいです。出張DJも行っていますので、気になる方はイベントの際にでもDJブースを覗いてもらって、どんなことをしているか、ぜひ1度見学してください。
──最後に、記事を読んでいる読者に伝えたいことなどがありましたら、教えてください。
A-KO:「DJ」と聞くと「なんか恐い」と思う方もいるかもしれません。まずは「音を操る人」と思ってどんなことをしているのか興味を持ってもらえたら……と思っています。DJにしかできない空間を彩るパフォーマンスがありますので、ぜひ一度体感してほしいです。
──ありがとうございました。

精力的に活動をするママDJのA-KOさん。将来は大垣市にDJ仲間を増やし、イベントを開催するのが夢なんだそうです。2025年4月からはプライベートでも正看護師の資格取得に向けて通信教育を受ける、とも話していました。今後の彼女の活躍に注目ですね。
A-KOさんが上演したイベント会場の「ソフトピアジャパン」はこちら↓