【大垣市】インタビュー/デザインで地域を盛り上げたい!あたたかなタッチが魅力の「センテンヤ」のデザイナーってどんな人?
私たちの生活の中にあふれる「デザイン」。絶妙な描写であったり、その描き方にインパクトがあったりすると、愛着を感じていつまでも記憶に残ることがあるものですよね?今回は、そんな印象深いデザインを生業として、地域に根差しながら活動する池田町のご夫婦にインタビューしました(取材日:2025年7月30日)。
──池田町でデザインを中心に活動されているとお聞きしましたが、どのようなお仕事内容なのでしょうか?
渡邊 琢哉(※以下、渡邊):「センテンヤ」という屋号で主に企業様のロゴの制作をしたり、オリジナルのアニメーション映像の制作をしたりしているほか、地域のイベントなどでは似顔絵を書いています。地元では「似顔絵師センテンヤ」としての認知が高いかもしれません。妻がアシスタントとして一緒に活動してくれていますので、いろんなアプローチができていると感じています。
──もともと芸術系の大学へ行かれていたのですか?
渡邊:はい。私は愛知県の名古屋造形大学卒で、大学では建築デザインを学んでいました。その後デザインの仕事をする中で妻と出会い、紆余曲折あって「センテンヤ」をスタートしました。
わたなべ こころ(※以下、こころ):私は東京造形大学で映像を学んでいました。ですので、オリジナルキャラクターを映像として動かすのが主な仕事です。2人ともまったく分野が違うので、適材適所といった感じで分担作業をしています。
──どんな時にアイディアが浮かびますか?
渡邊:日々の生活の中で……なんてお答えしたいところですが、もう癖になっているんですよ。0から1を生み出すのが習慣化しているところがあります。やはりクライアント様にどれだけ寄り添えるか、具現化できるのかを考えながら仕事し続けている感覚です。アイディアをこちらが一方的に出すというより、一緒に造っていくイメージですね。
──地域のイベントでは似顔絵を描くことでもお馴染みと聞きました。
渡邊:イベントやマルシェで似顔絵を描く機会がありまして、そこから似顔絵師として認知されてきたところもあります。最近では、結婚式のウェルカムボードや還暦祝いの似顔絵、遺影の似顔絵、愛犬の絵などの依頼もあります。いろんな方と会話する機会もあり、楽しいです。
──今後はどんな活動をしていきたいですか?
渡邊:アトリエの隣にギャラリーがありますので、アートに興味を持っている地域の方の交流や発信の場にしていきたいと考えています。また、絵を描きたいけどどうしていいか分からない、だとか、初めの1歩をどうしていいか分からないという方に対して、アドバイスできるような活動も出来ればと考えています。
こころ:私はデザインで池田町を盛り上げたいと考えています。アニメーションが得意分野ですので、そのノウハウを生かして内外に魅力を発信して地域貢献していきたいと考えています。
──最後に、記事を読んでいる読者に伝えたいことなどがありましたら、教えてください。
渡邊:デザインやアートに興味がある方は気軽にご相談ください!ギャラリーがありますのでまずは遊びに来てみてください!
こころ:絵が好きな方、興味がある方は気軽にお声がけください!お待ちしております。
──ありがとうございました。
デザインで地域を盛り上げたい、池田町の魅力を発信したい、という強い想いを持つ渡邊さんご夫婦。アートを愛する人の裾野を広げたいとも話していました。今後の活動に注目ですね。
センテンヤがあるのはこちら↓