【大垣市】インタビュー/医療目線のカードゲームで防災が学べる!「ひなんじょサバイバル」って知ってる?

防災意識が高まる昨今。もしもの時に備えて家に備蓄品を揃えている、という方もいるのではないでしょうか? そうはいっても「どんな備蓄品をそろえればいいのか?」、「そもそも避難所で生活する時、どんなことが想定されるのか?」など、防災について分からない点も多いかと思います。今回は医療目線で防災について学べるカードゲーム「ひなんじょサバイバル」を開発した、藤井たくまさんにお話を伺いました。(取材日:2025年12月18日)

ひなんじょサバイバル

──はじめに、ひなんじょサバイバルというカードゲームを作ったきっかけは何だったのでしょうか?

藤井 たくま(※以下、藤井):そもそも学生時代に大学のゼミで災害薬学について学んでいて、その中で「モバイルファーマシー()」を管理・運用していました。その際、災害について医療目線で伝えられることはないかと考え、「ひなんじょサバイバル」を開発しました。今は薬剤師として働きながら、防災士としても活動しています。

※モバイルファーマシーとは:キャンピングカーを改造し、調剤機器や医薬品を搭載した「移動式の薬局」のこと。

──なぜカードゲームという形を選んだのでしょうか?

藤井:第一に、子どもも楽しく学べるものが作りたかったんです。カードゲームは手に取りやすく、幅広い年齢の方々で取り組むことができるコンテンツの1つだと思っています。僕の実感として、記憶って、心が動いた瞬間に残りやすいと感じています。なので、楽しみながら学ぶことによって「そういえばこんな方法があったな」と記憶のどこかに残ると嬉しいです。

ひなんじょサバイバル

──このカードゲームは、トランプになっているんですね。

藤井:そうなんです。防災カバンに入れていただいて、万が一避難所にいくことがあれば、防災ゲームも出来るし、トランプとして遊ぶこともできます。

ひなんじょサバイバル

──カードによって写真や書かれている内容が違いますが、どのような特徴があるのですか?

藤井:まず前提に「医療」の目線が入っているというところ。そのため、避難所における衛生面のリスクに着目して制作しています。例えば、やけど1つをとっても、カードでは3段階で紹介しています。その危険度に合わせて「+1」、「+2」、「+3」と可視化し、分かりやすく表示しています。

ひなんじょサバイバル

──ちょっと難しそうな気もしますが……

藤井:簡単な引き算が出来れば基本的に遊べるように作ってあります。ですから、小学校低学年からゲームに参加できます。プレイ時間は、約10分から15分。だいたい2人から5人で遊ぶことができます。まずは、カードゲームに触れてもらえると嬉しいです。

──制作にあたって、どんなところにこだわりましたか?

藤井:やっぱりこだわりは「楽しむ」という点です。あとは、全部のカードにふりがなが入っているところでしょうか。いろんな国籍の方にも参加してほしいので、簡単な日本語が分かれば読み取ってもらえるように工夫しました。

ひなんじょサバイバル

──読者に伝えたいことなどがありましたら、教えてください。

藤井:カードゲームというシンプルなものを使って、幅広い年齢の方に防災に対して知ってもらえる活動を精力的に行っていきたいと考えています。講演活動なども行っていますので、気になる方は一度参加してもらえると嬉しいです。また、「ひなんじょサバイバル」は主にネット販売を行っていますので、公式Instagramをご確認ください。

──ありがとうございました。

寄付

※画像はイメージです

防災について穏やかに話す藤井さん。2026年2月14日(土)、15日(日)に三城公園で行われる「炊き出しグランプリ」にも防災について講師として参加されますよ。今後の活動に注目です。

三城公園
住所
岐阜県大垣市加賀野5丁目49-1

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