【大垣市】インタビュー/地域を盛り上げたい!地元で活動するシンガーソングライターの魅力に迫る
「自分の経験を生かして地元を盛り上げたいんです」と語るのは、大垣生まれ大垣育ちのシンガーソングライター「ユキノオト」さん。フリーで活動する彼は、唄うことと並行してイベントの司会の仕事などもしています。そんな彼の地域への想いなどについてインタビューしました(取材日:2025年7月4日)

撮影レンタルスペース:Glow Café
──シンガーソングライターのユキノオトさんは普段、どんな活動をしているのですか?
ユキノオト:メインはイベントでの歌のパフォーマンスです。その他には、イベント司会やローカルタレントなどもしています。ギターが好きで、中学2年生の頃から19年程弾き続けています。
──最初から歌手志望だったんでしょうか?
ユキノオト:いえ。元々は俳優を希望していて、東京へ行っていた時期もあります。6年ほど前に地元に帰ってきてからローカルタレント業をスタートしました。縁あって地元の方々に声を掛けていただき、現在に至ります。
──ユキノオトさんは資格も持っていると聞いたのですが、どんな資格なのですか?
ユキノオト:「社会福祉士(※1)」の資格を持っています。なので、普段は福祉関係の仕事に従事しています。放課後デイサービスを始めさまざまな福祉関連施設で働いた経験があります。
※1 社会福祉士及び介護福祉士法に基づき、専門的な知識や技術を用いて、日常生活を営むのに支障がある人の相談に応じ、助言や指導、福祉サービスの提供、関係機関との連携調整などを行う専門職のこと。
──社会福祉士の資格を取得しようと思ったきっかけはありますか?
ユキノオト:実は僕自身、子どもの頃に「吃音症(※2)」と「場面緘黙症(※3)」だった過去があります。今ではほとんど症状は出ないのですが、そんな子ども時代があって、まずは社会に何か還元しようと思い資格を取得しました。そんな中、自分自身が吃音症や場面緘黙症だったからこそ「こんな生き方もあるよ」と伝えられるメッセージがあると思い、芸能の仕事を志しました。今でもその想いは強くて、福祉施設の訪問なども積極的に行っています。
※2 音を繰り返したり、ひき伸ばしたり、言葉を出せずに間があいてしまったりするなど、話し方の障がい
※3 特定の場所や状況(例:学校など)で話すことができなくなる疾患
──実際、経験が活かされていると感じる瞬間はありますか?
ユキノオト:そうですね。歌うだけでなく、レクリエーションも取り入れてパフォーマンスをすることも多いので活かされると感じています。
──今後はどんな活動をしていきたいですか?
ユキノオト:音楽を通じて、人とのつながりを感じながら活動をしていきたいです。食べ歩きが好きなので、大垣をはじめ岐阜の魅力などを紹介していけたらとも考えています。
──最後に、記事を読んでいる読者に伝えたいことなどがありましたら、教えてください。
ユキノオト:シンガーソングライターをしています。イベントや街中で見つけた時は、気軽に声を掛けていただけると嬉しいです。よろしくお願いします!
──ありがとうございました。

※画像はイメージです
熱い想いを持ちながら、地元で活動するユキノオトさん。オリジナル曲は現在6曲あるのだとか。イベントでも披露されているとのことですので、どこかで聞く機会もありそうですね。今後の活動に注目です。
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