【養老町】ヒョウタン愛を叫べ!「ヨーローヒョウタン工房」でひょうたんマダムと特別なひとときを
養老公園内にある、憩いの施設が集まる場所「楽市楽座・養老」。白い大型テントが目印のこの場所に、ひときわ異彩を放つ店舗があるのはご存じですか?2023年4月14日に取材しました。
養老町のシンボルでもあるヒョウタン。その昔、親孝行の木こり源丞内という男性が病に侵された父親のために養老の滝の水をヒョウタンに汲んで持って帰ったところ、入っていたはずの水がお酒になっており、それを飲んだ父親が元気になったという伝説が残っています。そこから、ヒョウタンが特産品になったんですね。
「ヨーローヒョウタン工房」は、ヒョウタンを使ったワークショップや、商品を販売している店舗。
店内はコンパクトな作りとなっていて、テーブル席ではいろんなヒョウタンの制作を体験できます。
カラフルなミニランプ(1人2,500円)を作ったり、
一輪挿しやオーナメント、マラカス(各1人1,000円)を作ったりできます。
こちらのワークショップでは自然乾燥させたヒョウタンを使用。模様を刻んだり、アクリル絵の具でペイントしたりして、オリジナルの作品を作ることができるなんて嬉しい体験ですよね。ワークショップは基本的に予約制ですが、空きがあれば当日参加も可能だそうです。
店舗を運営している竹内蘭さんは栽培から加工まで自分の手で行うヒョウタンアーティスト。「ひょうたんマダム」の愛称でも活動しています。養老町出身の竹内さんは10年前に地元へ帰省。「養老町の良さをもっと知って欲しい……」という熱いパッションを持って日々、ヒョウタンの魅力を発信しています。
竹内さんいわく、ヒョウタンのその最大の魅力は「多様性」なんだとか……。「ヒョウタンは同じ種からできる物でも大きさも形もそれぞれ違い、品種も細かく分けると250種類以上あります。文化的背景も奥深く、クラフトとしても独特の面白さがあるんですよ」と、目をキラキラしながら語ります。いつの間にかその熱量に引き込まれてしまいました。
近くには「養老の滝」や、
「養老天命反転地」もあるので、一緒に楽しむのも良さそうですね。
ヒョウタンの新しい世界を覗いてみてはいかがでしょうか?
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