大垣市新田町にある「cafe&kitchenどるふぃん」では、注文して食べるだけでフードロスを削減し、なおかつ子ども食堂の運営に役立てられるという、画期的なメニューを2024年1月から開始しました。これって、まさにSDGsな取組。今回は多くの人を笑顔にしてくれる、このメニューをピックアップします。

2024年1月16日に伺いましたよ。こちらの店長の松好和子さんは、地域の困っている子どもたちを支える社会活動家として知られており、「子ども食堂」などの活動も積極的にされています。

【大垣市】魅惑のモーニングだけじゃない！「cafe&kitchenどるふぃん」は、「おいしい！」と喜ぶ子どもたちに未来へのバトンを渡しています

店舗を入ってすぐの場所に「アジパンダ食堂」と書かれたメニューとお馴染みのかわいいぬいぐるみが……。このお店はAJINOMOTOの「子ども食堂支援×フードロス削減」プロジェクトに参加しているんです！

そもそもこのAJINOMOTOのプロジェクトは、まず、味の素グループが自社で発生するフードロス対象商品を無償で地域の飲食店などに提供します。提供されたお店は、このフードロス対象商品を使って「もったいないメニュー」を考案。そして、このメニューを販売し、収益の一部を子ども食堂の運営費として活用するというものです。まさに関わるみんなが笑顔でつながれる、すばらしいシステムなんですね。「cafe&kitchenどるふぃん」は岐阜県で初めて、このプロジェクトに参加しました。

こちらがその「三元豚の肉厚十勝風豚丼セット（780円）／（通称）勝負に勝ちマスセット」。受験生を応援してくれるような、縁起のいいネーミングです。見た目以上にボリューム満点で、超お得！午前10時30分から午後2時までの間に食べることができます。枡に入った豚丼、みそ汁、温泉卵、副菜、漬物、コーヒーというラインナップ。小鉢と漬物は日によって内容が変わります。

こんもり乗った豚肉はAJINOMOTOから提供された肉なんだそうです。豚肉が枡から今にもはみ出してしまいそう！

甘めのタレがしっかりと絡まった豚肉はトロットロ。やわらかく、ご飯との相性も抜群です。松好さんは「豚肉は疲労回復効果があるといわれています。受験生やこれから勝負をかける方に食べてもらって、エネルギーをチャージしてもらえれば……」と、話していました。受験シーズン中はメニュー提供が続く予定だそうです。勝負飯にもピッタリ！豚丼はテイクアウトメニューもありますよ。

カフェでご飯を注文して食べるだけでSDGｓに取り組めて社会貢献ができるなんて、とってもすてき！豚丼を食べてマスマス頑張りたいですね。

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